
日本刺繍額装 「能面」
1992年 制作
刺繍の歴史は遠く世界各地にもとめることが出来、気候・風土、民族の違いから色々な刺繍が世界のあちらこちらに残っています。
日本における最も古い記録では、飛鳥時代のものが残されています。
江戸時代に入ると町人階級の衣類にも刺繡が施されるようになり、江戸の繁栄とともに江戸刺繍は栄えました。
江戸刺繍の特色は、糸の太さ・細さ・撚りの甘さ等を考えながら、自分で糸を撚り約17種類の技法を組み合わせながら製作していくことです。
糸と糸の綾なす美しさは、和装用品・衣装・旗・幕・化粧まわし・額装等として生活の中に息づき、私達の目を楽しませてくれます。