岩村淳世さんの作品 (池袋コミュニティーカレッジ)

日本刺繍「夢をのせて」
日本手工芸美術展覧会 入選作品

この作品は、宝船の背景の七宝文様を金糸で「ぼかし菅引き繍」にしたのですが、繍っても繍っても終わらなく感じて、気が遠くなりそうでした。完成した時の達成感は言葉にならない程の嬉しさでした。

私が日本刺繍を始めたきっかけは、上の息子が中学受験のときでした。子供たちと一緒に何か自分も打ち込めるものはないかと思い、始めました。お稽古ごとは何をやっても長続きしない私でしたが、日本刺繍の糸の色の美しさや、石黒陽子先生の明るさ、無理強いをしない心の寛大さのおかげで、楽しく続けさせて戴いております。

毎日主婦業、子育て、仕事と忙しい日々ですが、家族の協力もあり刺繍のお稽古は忙しい日々のほんのひと時の”オアシス”です。年齢層も幅広いので、色々な方のお話しを聞けてとても勉強になります。

刺繍を始めて6年目になりますが、下の娘の中学受験も無事に終わり、子供のことで始めた日本刺繍が今では私自身が楽しく、年齢を重ねても続けてゆける素敵なものを見つけられたととても嬉しく思っております。
好きなことを見つけて、いつも母親がいきいきと楽しくしている姿は子供たちにとっても嬉しい事のようです。

 岩村 淳世

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