平松厚子さんの作品(石黒陽子のらくらく江戸刺繍・宝尽くしの会)

日本刺繍「春爛漫」
第36回 日本手工芸美術展覧会 入賞作品

 

月の光の中で蝶に姿を変えた桜の精が桜の花をうすべに色に染めにやってきます。桜は少しづつ色を増し、咲いていきます。
春爛漫、しかし花は散るともなく、散り・・・・。
銀色の額は月の光をイメージしています。

20代から茶道を始め、今は書道、俳句、鼓、着付と和の趣味にはまっています。
世の中は日本の文化を忘れているような時代ですが、江戸刺繍の素晴しさを伝えられるような作品づくりに励み、身にまとい行動して行きたいと考えております。

優しく可憐な桜を表現する為に、惢は細かく1200粒ほどのさがらで刺繍しました。

 平松 厚子

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